危機管理診断士について
危機管理診断士は、企業・団体等の危機管理体制を診断する専門家で、危機管理の実務に携わり、万一緊急事態の発生時には、担当者の一人として対処に当たります。
企業・団体等が自社の危機管理体制を整備し、優良危機管理認定マークの取得を申請するに当たっては、危機管理診断士の在籍が必要となります。
危機管理診断士資格を取得すると
危機管理普及啓発事業の代理店が開催する「危機管理診断士育成講座」を受講し、危機管理診断士認定試験に合格すると、日本危機管理協会が認定する危機管理診断士の資格を取得することができます。
危機管理診断士が所属する企業・団体等は、定期的な危機管理診断を行い、安全安心を自らの手で守ることが可能となります。
資格を取得した危機管理診断士は、優良危機管理認定マーク制度の定めにしたがって自社独自の危機管理マニュアルの策定を主導し、危機管理診断のチェックリストにより自社の危機管理体制の診断を行い、優良危機管理認定マークの取得申請を行います。
また、危機管理診断士は、自社において緊急事態が発生した際には、危機管理の担当者の一人として、発生事象への対処を行います。
危機管理診断士育成講座について
危機管理診断士の資格取得には、優良危機管理認定マークの取得支援事業者(危機管理普及啓発事業 代理店)が開催する「危機管理診断士育成講座」を受講する必要があります。
危機管理診断士育成講座では、危機管理診断士育成トレーナーが講師を務める2日間のカリキュラムを受講いただき、2日目の最後に認定試験を受験していただきます。
- 危機管理普及啓発事業の説明
- 『危機管理を進めるための実践教本-体制導入編』講義
- 危機管理マニュアルのワークブック説明とマニュアル作成
- 危機管理診断チェックリストによる診断
- 優良危機管理認定マーク使用の案内
- 危機管理診断士 認定試験
※認定試験の合否判定は危機管理診断士育成トレーナーが行います。
※危機管理診断士育成トレーナーが日本危機管理協会に合格者の推薦を行い、後日、危機管理診断士認定証、認定盾、認定カード、認定バッジが合格者に交付されます。
危機管理診断士資格取得費用
危機管理診断士の初回取得時は、危機管理士育成講座の受講費用が必要となります。また、資格の有効期間は2年間ですので、2年毎に資格更新料が必要となります。
※下記には「優良危機管理認定マーク」の取得費用・更新料は含まれておりませんのでご注意ください。
危機管理診断士育成講座受講費用・資格更新料(2年毎):税別
受講費用 | 資格更新料(2年毎) |
---|---|
10万円/人 | 3万円/人 |
※上記費用には審査費及び申請費が含まれています。
- 有効期間について
危機管理診断士資格は取得から2年間有効です。
以降は、2年毎に更新が必要となります。